クレジットカードのリボ払いは、永遠に続く借金地獄。

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 クレジットカードは、誰でも1枚は持っているでしょう。

 現金を持ち歩かなくてすむから、盗難の心配がなくて安心です。私も食料品や日用品以外は、ほとんどカードで買うことにしています。

 しかし、便利なクレジットカードも、使い方によっては大きなリスクにもなります。キャッシングが怖いことは、前回のコラムで紹介しました。

 
 次に恐ろしいのがリボ払いです。

 「リボ」とはリボルビング(ぐるぐる回るの意)のことです。ふつうカードで8万円の買い物をすると、翌月に一括で8万円が引き落とされます。利息はつきません。でもリボなら、翌月の支払いは1万円+利息。全然楽にみえます。でも8ヶ月間、残額に利息をつけて払い続けることになります。それだけではありません。3ヶ月後には残高は5万円(+利息)になりますが、ここでさらに4万円の買い物をしても、返済額は1万円のままです。まるで魔法のようです。

 このぐるぐるの魔法にかかると、1回目の支払いが終わる前に2回目、3回目の借金を重ねることになり、毎月の支払いは増えない分、借金の期間が長くなります。


 つまり、払う利息がどんどん、どんどん膨らむのです。さらに、リボを続けていると、いま全部でいくら借金があるか、あと何ヶ月で返済し終えるか、利息はいくら払うのか、どれもこれもわからなくなってしまいます。

 リボ払いの利息は、キャッシングに次いで高いといわれています。大手クレジット会社で15%程度、リボ払いの平均残高が10万円なら、1年で約1万5000円の利息を払うことになります。問題は1年で終わらないことです。10年だと利息は何と15万円になります。

 これでは、どんどん金持ちからは遠のいてしまいます。


 もし、いま、リボ払いしているなら、1日も早く全額を返し終えることです。ATMで入金して返済可能です。そして、以後、クレジットカードは1回払いのみとして下さい。